子宮頸癌に対する術前動注化学療法

子宮頸癌に対する術前動注化学療法 について

癌化学療法ハンドブック8巻No.1, 2 (2冊セット)

 抗がん剤を使う一般的な化学療法は、抗がん剤を静脈に注射し、全身に

行き渡らせる全身投与法です。しかし、全身投与法では薬が患部に届く頃

には濃度が薄まり、思うような効果が見込めません。そのうえ、白血球の

減少や食欲減退、下痢、髪の毛が抜けるなどの、抗がん剤の副作用を伴い

ます。

 必要な薬を必要なだけ、必要な部分へ必要な早さで送り込むDDS(薬物

送達システム)の考え方で行われる抗癌剤の動脈内注入療法(動注療法)が

子宮頸癌に対するNAC(術前動注化学療法)の治療です。

 経皮的に両側大腿動脈を切開し、Seldinger 法により対側の内腸骨動脈に

カテーテルを導き、骨盤血管造影(PAG)を行い、腫瘍のあり場所、栄養血管

を探ります。カテーテルの先端を子宮動脈に埋め込み、抗癌剤を注入して抗癌

剤濃度を高めます。


          

目       次



軽度異形成と高度異形成の段階で発見するのが大切
子宮頸がんの定期検診呼びかけ
子宮頸癌に対する術前動注化学療法
子宮頚がんの原因は、ヒトパピローマウィルス(HPV)
子宮頸がんの認識が低い日本の若い女性
ノーベル医学・生理学賞 ヒトパピロマウイルス(HPV)発見者に
子宮体がんと子宮頸がん
HPVの感染を阻止するワクチン、ガーダシルで子宮頸がん阻止
リンパ浮腫治療用弾性着衣に保険が適用されました
子宮頸がん治療 集団検診
子宮頸がん症状
HPV感染
広汎子宮頸部摘出法・円錐切除法
予防と早期発見